AppleWatchが売れすぎ!発売初日で100万台売れちゃった!
AppleWatchって?
そもそも「AppleWatch」とは何なのでしょうか?
Appleと名が付いているのだから、MacやiPhoneの「Apple社」の製品と言うことはわかりますが、そもそもの用途はどのようなものなのか?
それにこれを使って何ができるのか?何が魅力で初日で100万台も売れたか?など、分からないことも多いと思いますので軽く説明したいと思います。
「AppleWatch」とは近年、発達してきた「ウェアラブル端末」というもので、「身に付けるiPhone」と言うのが一番わかりやすいと思います。
フィットネスやヘルスケア関連の機能
消費カロリーの表示や目標の提示。、途中経過の通知や心拍数の測定など。
Apple Watchで取得したデータをiPhoneへ転送することができ、iPhone上ではわかりやすいグラフで過去の履歴を確認することなどができます。
生活関連の機能
カレンダー機能やマップ機能、航空券、チケット、ポイントカードなど情報管理も可能。
Apple TVやiPhoneのカメラ、音楽のリモコンとしても使えます。
もちろん、時計としての標準機能も搭載しているのでストップウォッチやアラーム、世界中の時間がわかる世界時計。
株価情報や天気の確認もできちゃいます。
しかし、「Apple Watch」は「ウェアラブルデバイス(後述)」。
iPhoneがなければ、多くのスマートウォッチと同じように、高価なデジタル腕時計とあまり変わりません。
デメリットとしても以下のものが挙げられます。
- Apple Watchのアプリを機能させるためにはiPhoneとの連携が必要。おまけにApple WatchからはiPhone上にある連携アプリを起動できない。
- 防水機能がないので雨に濡れるなど、普段使う必要がある割には故障率が高い。
- ムービーには一切対応していない。
- 値段が高価で、一番安いのでも349ドルもします。
- バッテリーが1日保たないという致命的な欠点も。
- GPSは搭載されない。iPhoneとリンクしないと現在地やルート案内はできません。
デメリットだらけのこんな商品が何故ここまで売れるのでしょうか?
もちろん「Apple」だから、と言うのはあると思います。ですが思い出してみてください。
スマートフォンがまだ普及する前にも似たような現象があったはずです。iPhoneが初めて発売された当時も専門家は「iPhoneは日本で流行らない」と言っていましたが、結果は凄まじい売れ行きで現在ではシェア率No1と言っても過言ではありません。
また、何事にも初めはあるものです。購入者はそんな”最初”という限定の商品を購入したのですから、そのお値段はある意味プライスレスでしょう。
ウェアラブルデバイスって?
ウェアラブルデバイスとは、読んで字の如く「着る(Wearable)デバイス」という意味です。
Googleから発表され話題となった「Googleグラス」など”メガネタイプ”のものや、今回の「AppleWatch」のような”腕時計タイプ”、また、指輪や腕輪、足輪など”アクセサリータイプ”のものなどがあります。
正確に言うと「ウェアラブルデバイス」と「ウェアラブルコンピュータ」は別物で、「ウェアラブルデバイス」とは「スマートフォン」やその他のコンピュータの周辺機器としての使用を目的としたものの名称で、単体での機能はある程度限られています。
一方で、「ウェアラブルコンピュータ」とは、その名の通り持ち運べるコンピュータの意味で、腕時計サイズまで小型化されたコンピュータと考えれば一番近いと思います。
現時点ではまだ、普段使っているコンピュータなどがそのまま小型化されることは難しいですが、今後の技術の発達によりいつの日か、今使っているコンピュータなどと同レベルの性能の腕時計が発売される日もそう遠くはないでしょう。
実は「ウェアラブル」の概念は既に昔から多くの媒体で出現していて、未来の技術の一つの理想となっているようです。
登場する漫画、アニメ
- 赤い光弾ジリオン
- 名探偵コナン
- 電脳コイル
- 攻殻機動隊
- CHILD REVOLUTION
- .hack
- アクセル・ワールド
- ゴクウ(厳密には眼のコンピュータ化)
登場するゲーム
- 真・女神転生
- 真・女神転生II
- 真・女神転生if…
- 逆転裁判5
- 逆転検事
- 逆転検事2
- メタルギアソリッド4
- ゴーストリコン
- Falloutシリーズ
- .hack
など様々な媒体で未来の技術として出てきていて、いよいよそれが現実のものとなる日が近づいているようです。
将来はさらなる小型化
技術の発達により、腕時計の形まで小型できましたが、やはり機能に制限があるなど、まだまだ課題が残っているようです。
将来は、眼球に直接埋め込んで脳に直結する技術を想定しているそうで、少し怖いですが、医療の発達などで気軽に使えるようになれば情報の伝達などがこれまでと比較にならないくらいの量で手に入れることができるようになるでしょう。
しかし、それは同時に常に監視されているも同然です。脳に直結すると言うことはハッキングなどを受けて自分の体を操作されるかもしれない。
まぁ、そこまでSFなことは現時点では想像できませんが、今後の課題として必ず出てくる問題は山のようにあります。
今後のウェアラブルデバイスの発達には個人的にとても期待しているので、様々なユーニクな商品が今後も出てくることを期待しています。