iPad卒業証書って?その費用と内容について

とある学校で卒業式に生徒に授与された「iPad卒業証書」なる一風変わったものが話題を呼んでいます。

卒業式もIT化

東京都多摩市の愛和小学校では、授業で生徒が iPad を使ったり、3Dプリンタを使ったりなど、ITに密接した教育内容を展開しているが、今回この学校の卒業式に授与されたのも「iPad卒業証書」だった。

iPad の裏面には賞状の文様がレーザーカッターで彫り込んであったり、卒業アルバムの変わりなのでしょうか?起動したホーム画面には、「クラスメート」「担任」「下級生」「職員室」の写真アイコンが並び、それぞれ直筆のお祝いのメッセージが収録されているとのこと。

その他にも、6年間の行事の写真、校歌、6年間の身長体重データ、未来の自分へ向けたメッセージ(タイムカプセル)も入っている。このタイムカプセルは3、6、12年後にしか開けないという仕掛けがしてあり、今から楽しみでしょうね。

この一風変わった「iPad 卒業証書」をプロデュースしたのは面白法人カヤックで、卒業式をプロデュースも同社が担当したんだそうです。

一台の費用はいくら?

さて、とてもいい思い出となるこの面白い卒業証書ですが、1台あたりの値段はいくらなのでしょうか?

今回のこの「iPad卒業証書」を作成するにあたり、松田校長があちこちを奔走し集めたそうです。

元々授業などにも使っていたiPadは企業からの貸与などで、生徒個人のものではなく、松田校長があちこちを奔走し集めたそうです。

どうやらこのiPadは中古のものなどが大半で値段に関しても、折角の卒業式なのだから生徒ひとりひとりに完全に譲渡できるように使っていない中古の実機をカヤック社内外募って集めたんだそうです。

まぁ、記念品などの値段を公に公表するのもアレですしね(笑)今回はプライスレスということで!

技術の未来も詰まっている

アルバムの中身が3、6、12年後に開けるように設計されていますが、果たして3年後も同じiPadを使っているものなのでしょうか?ほとんどの卒業生がその他のデバイスに乗り換えているはずです。

ですが、その心配はないようです。

元々そのことは念頭において企画されていたらしく、たとえiPadからでなくても閲覧はできるようです。

開発元も当初からこの問題に取り組み

「逆に何を使って見ることになるか楽しみ。数年後何をしているかは分からないので、12年後と言われても未知の世界。このプロジェクトに関わる中で、テクノロジーや自分たちの未来についても考えさせられました」

との発言もあり、今後のIT業界自体にも深く関係した作品になったようです。数年後、また同じように面白くも思い出に残る作品が今後も出てくることを期待しています。

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