PS4が販売2000万台を突破したが日本ではPS3よりも遅いペース

PS4の全世界累計販売台数が、3月1日に2020万台を突破したと、公式ブログで発表された。発売から約1年4カ月での2000万台突破は、歴代のPlayStationシリーズから見ても、最速のペースとのこと。しかし、日本では9カ月で100万台を達成したPS3よりも、ペースが遅く、日本人の”PS離れ”が危惧されている。

手軽に遊べるソーシャルゲームやブラウザゲームが主流

今日のゲーム事情から見るとどうやら、コンシューマ機自体の売り上げが低迷しているようです。スマートフォンが普及し、いつでもどこでも手軽に遊べる状態にあるので、家に帰って本格的に遊ぶ人が減ったように感じます。

ゲームをするユーザー層も幅が増えたことにより、空いた時間に手軽に遊べるものに需要が増えたようです。メーカーもそのことを感じ取り、ソーシャルゲームに力を入れているのが現状です。コンシューマのソフトも発売していますが、モバイル端末などにも有名タイトルをおろしているのが現状です。

海外と日本でのライフスタイルの違いが売り上げに影響?

日本と海外のライフスタイルも売り上げに影響しているようです。日本では労働時間も長く、ゆっくりとゲームをする時間が減り、通勤時間やテレビのCMの合間など、手軽にサクッとできるゲームが人気を博しているようです。海外のようにプライベートの時間がしっかり取れるワークスタイルは日本では浸透しにくく、そういう背景も関係しているようです。

また、日本のように、狭い土地に所狭しと家を並べた状態では各部屋の面積も狭くなり、大型テレビはどの家庭でも置けるとは言いがたいですが、海外は比較的面積の広い家が多く、ゆったりとしたスペースでゲームを楽しめるなど、日本に置ける建築事情も絡んでいるようです。

今後の予想

続々と登場する新作ソフトですが、爆発的人気になるものもやはりありますが、業界全体で言うと低迷しているように感じます。ですが、本来は娯楽を目的にした媒体なので時代の移り変わりと共にその様相も変わっていき、また新しい形でムーブメントを引き起こすかもしれません。

2月26日に発売となった『ドラゴンクエストヒーローズ』

3月12日に発売となる『龍が如く0 誓いの場所』

3月19日発売の『FINAL FANTASY 零式 HD』

など、続々と登場する新作ソフトですが、果たしてユーザーの興味を引いて顧客を取り戻せるのでしょうか。

昔はコンシューマの代表格だったPSシリーズも時代の流れと共に追い詰められているようです。これからどのようにユーザーを取り戻すのか、一ファンとしてメリットの方が多いので是非頑張っていただきたいと思います。

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