おおかみこどもの雨と雪の声優やお父さんが死んだ理由は？原作のその後のネタバレは？
声優は誰？
「サマーウォーズ」や「時をかける少女」など、日本アニメ業界を席巻した細田守監督作品。
2015年には新作映画の「バケモノの子」も公開され、ますます日本のアニメ業界が沸き立つ今日に金曜ロードショーにて細田守監督作品の「おおかみこどもの雨と雪」が放送されます。
高校生の時に男手一人で育ててくれた父を亡くし、アルバイトをしながら国立大学に通うひとりぼっちの少女・花（宮崎あおい）。
ある日、１人の男性（大沢たかお）と出会い運命的な恋に落ちる。二ホンオオカミの末裔の“おおかみおとこ”であるという秘密を彼から告白された花は、それを受け入れ二人で暮らし始める。
やがて小さな命を授かった花は、自分たちだけで産まれてきた長女の雪（大野百花／黒木華）を育てていこうとする。その後まもなく弟の雨（加部亜門／西井幸人）が産まれた矢先、夫の“おおかみおとこ”が突然この世を去ってしまう…。
初めての子育て。しかも人間とおおかみの姿を行ったり来たりする“おおかみこども”たち。花は誰かに頼るわけにもいかず、ひとりで懸命に子育てに奮闘する。
ある時、人里離れた山奥にある古民家への引っ越しを決意する。子どもたちが人間としてもおおかみとしても生きられるようにという配慮だった。活発でおてんばな雪と、身体が弱く引っ込み思案の雨。
2人を見守りながら、コツコツと自宅を修繕して日々の生活環境を整えた花は、家の前の畑で自給自足の生活を送ることを目指す。だが、種はなかなか実を結ばず、試行錯誤の日々が続く。
そんな花の前に現れたのは、近所に住む韮崎（菅原文太）という老人。ぶっきらぼうな韮崎の出現を機に、里の人たちが次第に花のもとを訪れるようになり、畑は少しずつ作物を実らせ始めた。
そして時は過ぎ、雪と雨は小学校に入学する年齢を迎えるのだが…。
人間でもおおかみでもない子供とその母親の心温まる物語を細田守監督の繊細でそれでいて躍動感溢れる演出は見るものを感動させます。
声優には宮崎あおいさんや大沢たかおさん、染谷将太さんなどが出演されており、一流の役者さんの演技もこの物語の感動に繋がっています。
お父さんの死んだ理由は？
そんな物語の中でも、雪と雨の父親の死に疑問を抱く人が少なくないようです。
この死因については原作でも言及されておらず、具体的な理由はわかっていませんが、川で倒れていたことから恐らく溺死だったと思われます。
雨を生んだばかりの花に栄養のあるものを食べさせようと狩に出かけたが、なぜ説明もなくあっけないように死んでしまったか？
これは恐らく、父親は人間ではなく動物でしかないということをリアルに表現するためなのだと思います。
わざとあっけなく死なせることによって人間ではない、人間には受け入れられないものであるという印象づけています。
そこから後半に繋げることによって雪や雨の葛藤や苦悩を引き立てるためのようですね。
原作のその後やネタバレ
物語の終わりはなんとも気になる内容でしたが、気になるのは原作のその後の話ですよね。
自分でも気になったので調べてみたところ、なんと、原作にもその後の内容は載っていないようです。
映画の話から視聴者に想像させるのが狙いのようですね。ですが、あの物語の終わり方からある程度は予想できます。
お互い時別々の人生を歩むことを決意した雨と雪。雪は人間として中学生となり寮にはいり、その後は草平と結婚して幸せな人生を歩んだのだろうと思います。
一方雨は大雨の日、山にはいりそれっきり姿をみせてはいません。迎えに山に入った母を人が目につきやすい駐車場におき山へ去っていきます。花がこれが雨の独り立ちだと悟り、おおかみとして立派になったと思ったようです。
花は一人で山で暮らしています。時々感じる雨の気配に心を感じながら静かに生活していくのだと思います。
続編が作られるとの噂もあり、そのための伏線とも考えられるのでなんとも言えませんが、映画を見たあなたの予想は？
そんな気になる「おおかみこどもの雨と雪」をまだ見てない方は7月10日の夜21時からの放送をお見逃しなく！
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