リオオリンピックが中止!?準備状況の遅れが深刻で日程はいつに?
何故遅れているのか?
ブラジルの首都、リオデジャネイロで2016年に開催される予定の「リオオリンピック」。
世界中が注目するイベントのはずなのですが、開催前にすでに暗雲がたちこめている状態のようです。
様々なトラブルによって、開催時期の延期も騒がれているのが現状で、一体なぜそうなってしまっているのでしょうか?
今回はその原因について調べてみました。
ブラジル国内の問題
まず原因の一つとして挙げられるのが、ブラジル国内での汚職の問題です。
国営石油会社ペトロブラスをめぐり、政治家50人以上が不正リベートを受けていた疑惑が不浄し、それを発端として深刻な政治不信を招きました。
またこの汚職問題は現大統領であるルセフ大統領の責任論にまで発展しており、開催地のリオデジャネイロでは、頻繁に大統領の弾劾を求めるデモ行進が行われていて、五輪どころの騒ぎではない状態となっています。
この様な国内の問題から競技場などの政府からの予算が執行できず、竣工が遅れている様子です。
ジカウイルスの拡散
また、問題は人間だけに留まらず、自然界にも存在しているようです。
蚊を媒体として伝染する病気は多数ありますが、今回はその中でも人から人へ感染する「ジカウイルス」というものがブラジル国内で拡散しているようです。
ウイルスを持った蚊に刺されると数日の潜伏期間の後に発病するようで、主な症状として、軽度の発熱、結膜充血、筋肉痛、関節痛、頭痛、斑点状丘疹などがあり、またこの他にも様々な病状も併発する疑いがあり、死者も出ていることから深刻な問題となっています。
なので、オリンピックの出場選手などに予防を呼びかけるなどを行っているようですが、無事に帰国してくれることを祈るばかりです。
日本企業にも影響が?
一方、ブラジル国内の問題だけに留まらず、日本企業にも影響が出ているようです。
リオオリンピックの中でものトップスポンサーであるパナソニックは、競技場の大型ディスプレイや選手村に設置する家電などを納入する手筈となっているのですが、その発注量などが確定せず、ヤキモキしている状態のようですね。
パナソニックに限らず、他の日本企業も発注が遅れるなどで影響が出ているようなので、その問題は日本でも無視できない状況となっているようです。
以上のような状況から、現在開催の延期も叫ばれており、今後もこのような問題が続くと開催自体の中止ということもあり得ますので、早めの解決がなされるのを祈っています。
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