あなたの指は大丈夫?スマホの使いすぎで手術も?本当は怖いスマホ依存症
近年では持っていない人も少なくなってきたスマホ。そんなスマホは常にネットと繋がっていていつでも使える携帯性も相まって依存症に陥りやすいようです。そんなスマホを持つ時の方法は人それぞれですが、これが原因で腱鞘炎になる方が急増しているようです。中には手術も視野に入れる必要があるなど深刻な問題に発展しているようです。
バネ指とは?
スマホ依存症になると”バネ指”と呼ばれる指を伸ばしたときにバネのように弾けて動くのが特徴です。
重いものを手で握って持ち上げる仕事に従事する人に本来出る症状なのですが、近年ではスマートフォンを長時間使用する際に指を添えた状態で長時間使用するため、指に普段がかかり炎症が起こるのだそうです。
その他にも高齢者の介護をしている人が患うことが多く、野球やゴルフ、つりなど棒状の道具を強く握るスポーツなどをやりすぎても起きるようです。
また、パソコンなどを長時間使い続ける人が発症するケースも増えているのだとか。
自覚症状がある方はすでに依存症で指に負担が掛かっている状態なので、使用時間を減らす努力をしましょう。
まず手を休めること
しかし、バネ指になったからと言って即手術!というわけではなく、少しでも違和感を感じることがあれば、手を休めることを心がけてください。
拳を握りしめる動作などをなるべく控え、氷水を入れたビニール袋を指や手のひらにあて、4~5分冷やして腱の炎症を抑えることも有効だそうです。
手術ってどれくらいから?
手術と聞くとなんだか怖く感じるが、そのまま放っておくと、指が変形し元に戻らなくなる可能性もある。
炎症がひどいばね指などの場合は、腱がひっかかる腱鞘の一部を切り取り、腱がスムーズに動くようにします。
手のひらの中央上部にある腱鞘を切るのが一般的で、傷痕は1センチ程度、手術時間は15~20分程度で済むことが多く、日帰りできる病院も多いとのこと。
手遅れになる前にスマホ依存症から離れることが一番の解決策ではあるのですが、現代では難しいことかもしれませんね。