”原点”と言える作品
ストーリー
西暦2029年3月、日本国総理大臣暗殺事件が勃発。前代未聞のテロ事件の被害者のひとりとして、かつて草薙素子が所属していた「501機関」の上司であるクルツも含まれていた。
その過程で、義体開発の技術的な障害となっている「デッドエンド」をめぐる政治的な動きや、洗脳、ゴーストへの侵入、疑似記憶の形成を行うことができる電脳ウイルス「ファイア・スターター」の存在が浮かび上がる中、素子はある手掛かりを得るが…。
今回の話の時系列は主人公である「草薙素子」の過去と公安9課(攻殻機動隊)の創設にまつわるという、「ARISE」の世界観をそのまま受け継いでいます。
今回も「ARISE」同様、過去の出来事から素子や仲間たちの現在に至る過程なども見所の本作。
時代を先取りしすぎた作品
第一作目となる劇場版「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は1995年11月18日公開で監督は押井守。
漫画第1巻を基に制作されているこの作品は、SF小説に近いものとなっており、当時の日本では馴染みが薄かったため興行成績はあまり延びなかったようです。
だが、アメリカのビルボード誌などでビデオ週間売り上げ第1位を記録するなど海外で高い評価を受けた結果、逆輸入という形で日本でも評価されるようになり人気が出ました。
人間の記憶や人格が肉体を離れて外部へ移動した場合、人間という存在を問いかけている点が話題となりました。
待ち遠しい劇場公開日は6月20日(土)です!休日なので行ける方も多いと思いますのでみなさん劇場でお会いしましょうね!